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2008年4月30日 (水)

作業療法

 脳卒中のリハビリに「作業療法」(OT)と言うのがあります。主に手の動きを回復させて日常生活に支障が無いようにするものです。管理人も何とか病院からは脱出でき、ひとまず電車に乗っていろいろなところへ出かけることが出来るところまでこぎつけましたが、時間がかかるとは言え、去年倒れた時の絶望的な状態を考えればこれまでの地道な訓練が着実に成果を上げているのは確かです。管理人の場合、病院でのリハビリはこの作業療法と理学療法(PT)でした。脳卒中の場合、健康保険でリハビリを受けられるのは発症してから半年と決められていますが、半年で完璧な状態になる人はまずいないと思います。

 今回、幸いに退院した人向けの良いリハビリを見つけましたので、手の動きや歩行のさらなるグレードアップを目指してそこへ行っています。内容はPTとOTということで、病院でやっていたことの延長線と言う感じですが、作業療法の時間にここでご紹介しているネタを持ち込めることになりました。まだいくらか使いづらい左手をサポートするヒントなども出てくるかもしれません。

 今日はそんなわけで、例のスハ43を持ち込んでキサゲ作業を行いました。

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 工作物をちょっと固定する方法など、リハビリならではのアイディアもあるものです。作業時間が1時間程度なので、持ち込めるものはキサゲ作業段階のものなど、ある程度限られますが、こうしたリハビリ訓練を通じてうまい手の使い方などが出てくればしめたものだと思います。

 まったく年寄りくさいヘンな病気を拾ったものだ、とボヤきたいところですが、ボヤいても始まらないので、こうした興味が持続できるネタも活用してリハを継続して行こうと思います。

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その後のスハ40

 いろいろな車両が同時進行になっていますが、やや先行のスハ40、車体の方はソフトメタルのディテールパーツも付いたので、いよいよ下塗りに行けそうです。下回りはエンドビーム回りの部品が残っていますが、特に時間がかかるものは無いので、こちらも来週には塗装に行けそうです。

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 ネットでスハ40について検索をしてみると、国鉄の分割民営化より少し前、東北線黒磯~一ノ関間の普通列車が電車化された後に(北)白石駅に疎開留置されたスハ40 2119の写真が出てきました。最終配置は仙台と言うことでしたから、ED75に引かせるにはもってこいですし、個体差の激しいトイレの窓がこのモデルと同じものでしたので、ちょっと気を良くしています。

 最初にお話しましたが、この車両の特徴は、オハ35の戦後型と同じ形状でありながらアルミサッシやナハ11と同じアルミサッシの付いたドアなど、近代的な姿になっている点で、このあたりは塗装後の作業で出来てくる部分です。実際に旅行で出会ったときには一番乗りたくない車両でしたが、列車を外から眺める場合には編成に変化を持たせてくれる存在でした。模型では殆ど省みられることの無い車種ですが、完成して編成に組み込むと果たしてどういう感じになるか、ちょっと楽しみです。番号はこのスハ40 2119、ですね。

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「臨時急行」お次はスハ43

 東北本線の普通列車と並行して進行している「臨時急行」ですが、次はスハ43です。

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 ドアが大窓のHゴムにはなっていますが、洗面所や客窓も原型のまま、久しぶりに基本形式を基本的な姿でということになります。が、今回は新しい試みがあります。

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 前から気になっていた、フジモデルから出ているアルミの床板を試用することにしたのです。臨時急行ですから、定期列車よりは短いものの、それでもこういう客車の時代であれば、最低でも7,8両はつなぐことになります。床下機器なども完成品に揃えたレベルにするとはいえ、まさか今時プラ一体のユニット式でもないのでどうしても重量がかさみます。

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 最近では日光モデルの台車も軸受けメタルが入るようになって、転がりがかなり改善されていますので、床板を軽量化することでどういう変化が現れるかを見てみようと思います。

 基本的にキットに入っている床板と全く同じ形ですが、軟らかい材質なのでネジを切る時にタップを折り込んだりしないように注意します。また間違えて開けた穴などをハンダで埋めるわけに行きませんから、穴あけにも注意が必要です。

 とりあえず1両のみ試作して、様子を見ようと思います。

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2008年4月29日 (火)

そろそろハンダ付けも終わりに近づいて・・・

 スハ40の組立て、車体のハンダ付けも終わりに近づいてきました。

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 今日はドア下のステップやホロなどを取り付けました。あとはエンドビーム周りのディテールくらいでしょうか。運転をメインに考えていますから、ディテールはあっさり目にしますが、照明を入れたときに目立つ座席の色入れなど、運転した時に効果的な部分には手をかけようと思います。

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しかし、何でこのステップ、キットに入っていないんでしょうね?下のオハフ45はこれが未取り付けですが、あるのと無いのではずいぶん感じが変わるものです。

 スハ40、車体の組立て自体は、これまでご覧いただきましたように、切妻客車と丸妻客車の合いの子のような形状ですから、作業もまた両者の合いの子と言う感じです。屋根端部の絞りパーツの接合がないので、その分工作がラクであるというのは簡略設計だった実車の設計に通じるものがあるようです。

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 こちらのオハフ45がらみの43系のバリエーションを集めた「臨時急行」の方も、このあとさらにヘンな形式が出てくることになっています。フジモデルの客車シリーズから派生で作れる形式なども出てきますので、追々ご紹介していきたいと思います。43系の急行列車もスハ43とスハフ42のブルーと茶色の都合4種類ではとても終るものではありません。ぱっと見気づきにくいのですが、実はかなり車種があるのです。

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2008年4月26日 (土)

ホームの効用

 昨日取りあえず設置したホームですが、加工はまだやっていません。レイアウトの設置条件などの関係で多少の改造も必要になりそうです。まずはそのままの状態で列車を走らせて見てどんなイメージにするかを検討しています。

 そこで気が付いたのは、ホームを設置することで列車の加速感が良く見えてくるということです。

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 例えば、客車列車が駅を発車する時、最後部の車両がホームを離れる時のスピードがどうだったかを思い起こすことで、列車の加速をぐっと実感的にすることが出来ます。

 また、逆に列車が動き出すときの感じもイメージし易くなると思います。

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 ホームの上の駅員さんが旅客の乗降と荷扱いが終了したことを確認するとホームのブザーで機関車に発車の合図を送ります。「ピー!」という汽笛とともに列車はゆっくりと動き出すわけですが、ホーム一つあることで、そんなイメージがとてもつかみ易くなるものです。これは16番だけでなく、Nゲージでも全く同じことが言えると思います。車両の再現だけでなく、鉄道シーン全般の再現がテーマの鉄道模型ではこの辺も大事なポイントだと思います。

 そして、ホームのはずれには、発車合図用のラッパ形ブザーなども設置したくなってきます。1本のホームからイメージはどんどん広がってきます。

16番のストラクチュアは長らく皆無に近い状態でしたが、ここへ来てエンドウがプラキット形式でホームを出すと言っています。トミーテックの建物コレクションの続編などとともに大いに期待したいと思います。

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2008年4月25日 (金)

ホームを設置しました

 何気なくヤフオクを見ていたら、昔のエンドウ製品、ブリキのホームがジャンク品として何本かまとめて出されているのを発見しました。値段もそこそこだったので入札したところ、落とすことができました。

 エンドウのストラクチャーは、ペカペカの塗装で安っぽく見えるのですが、造形そのものは悪くないので、塗装関係をいじってやるだけでずいぶん印象が変わります。以前同じくヤフオクで捕獲した駅舎も全体をつや消しにしてみたところぐっと落ち着いた感じになりました。ホームも本体が会社のロッカーみたいな艶のあるグレーなのですが、屋根の支柱などは思いの外凝った造りになっています。取りあえず開梱して店レイアウトに並べてみました。

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 左側の駅舎がエンドウのブリキなのですが、つや消しにしてあるので、壁の部分など、木造モルタルの雰囲気が出ています。ホームも同じように細工すればよくなると思います。

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 今回のものはホーム端部のスロープ部品も入っていたので、駅舎からホームまでのレイアウトがすっきり出来ました。こういうスロープを駅員さんが荷物を載せたリヤカーを押して上がり下りしていたのもいつしかずいぶん昔のことになりました。長い編成の客車列車の場合、機関車はこんな風にちょっとホームから外れる位置で止まっていたものです。しかし、ホーム一つで75がずいぶん活き活きしてきました。こうして見ていると、あの75のウォーンという音が聞こえてきそうです。

 さて、気になるホームの高さですが、カトーのレールと組み合わせた場合、こんな具合です。

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 電車ホームという感じでちょっと高めですが、問題になるほどではありません。カトーレールとの絡みで問題になるのは島式ホームにした場合のホームの幅でしょう。基本的にエンドウのブリキ道床線路の規格になっていますので。

 こうしてホームが出来るだけで運転が一層楽しくなるものです。ストラクチュアが皆無に近い16番の現状では、中古品でも何でも使えるものは使うというやり方でよいと思います。

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2008年4月24日 (木)

引き続き小パーツの取り付け

 引き続き小パーツの取り付けです。この辺は、目立って進捗した感じになりにくい上に、一つ付けてはキサゲの繰り返しですから、根気が求められます。今日は妻面の縦ドイを取り付けました。説明書にあるとおり、縦ドイ用の真鍮線を挽物のジョウゴにハンダ付けし、ジョウゴの裏側をやすって取り付けました。原始的な造りですが、結構雰囲気は出ていると思います。

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 今回はオハ35のキットを使用していますが、鋼板屋根ですので、キットに入っている屋根布押さえは取り付けません。この角度から見るとデッキの手すりが前後でずれた位置になっているのがよくわかります。

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 あとハンダ付けする部品はデッキ下の小ステップくらいでしょうか。他に、エンドビーム周りのパーツを付ければ塗装にいけそうです。

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2008年4月23日 (水)

車体ディテール部品の取り付け

 昨日に続いてスハ40、車体のディテール工作です。キノコ型妻板の客車組立て順序の解説と言うことで進行しているので、特に凝ったディテールアップなどは行っていませんが、それでも完成して列車に組み込むと列車全体にリアリティーが出て活き活きしてくると言う点を見ていただきたいと思います。

 号車札差し、種別票差しのキサゲが終わったら次はデッキの手すりです。

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 取り付け部分の形状のこともありますから、ここは手すりを差し込んだら外側から穴にハンダを流し込むような感じでハンダ付けをし、キサゲをかけておきます。デッキの手すりはキットに含まれませんので、Φ0.4の真鍮線などで自作しますが、複雑な形状なので、「デッキ手すり」として折り曲げ済みのものがフジモデルやエコーモデルから発売されています。数も要るものなので曲げるのが面倒と言う方はこうしたパーツを使うのも手です。

 余談ですが、この戦後型オハ35タイプの車両のデッキの手すり、戦前型と同じでデッキに立つと右と左が斜めになっていて掴みにくかったですね。43系や61系などではまっすぐでした。デッキ乗車をした時の感覚では、この斜めになっているものは結構おっかない感じがしたものです。

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 43系などはこんな感じですね。走行中ドアを開けてこの手すりを持ってステップに立つなどよくやりました。走行中の列車から転落して死亡する事故はしょっちゅう起きていましたが、今のように大げさに問題にされることはまずありませんでした。駅に到着する時に階段の前で飛び降りたり、乗り遅れそうになって動き出した列車に飛び乗ったりとかも旧型客車の時代では当たり前の光景でした。失敗して怪我をしたりと言うのもよくありました。

 続いてベンチレーターも取り付けておきます。ソフトメタルですから、接着というのがセオリーですが、実は、普通のハンダでハンダ付けも出来るのです。あまりお勧めしませんが。

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 ベンチレーターをテープで仮止めし、裏からフラックスを塗っておきます。ハンダをやや多めに取った小手先を取り付け足に押し付けて屋根に溶着するようにすればOKです。ただし、パーツ全体に熱が回ると一気にメルトダウンしますので、自信の無い方はやめておいた方が良いと思います。この方法の良さは、接着剤が劣化してパーツが取れる恐れが無いこと、接着剤が乾くまで待たなくても良いことなどがあります。

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 ここまで出来た全体像はこんな感じです。車体関係、あとは縦ドイ、ホロなど、連結器周りではエアホースやジャンパ栓類が残っています。

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2008年4月22日 (火)

小物部品の取り付け

 雨どいのハンダ落としが概ね終わりました。あとは妻板の縦トイですが、その前に今日はちょっと手間のかかる札差しを取り付けました。

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 こんなものはエッチングで表現すれば良い、と思われがちですが、エッチングだとイマイチ立体感に乏しく、プレスだと丸っこくなってメリハリが出ません。やはりここは別パーツにしておくと言うのが一番良いみたいです。小さな部品ですから、半田をつけすぎないようにしますが、少なすぎるとぽろっと取れてしまいます。この辺はちょっとした「慣れ」が必要です。

 別パーツであることのもう一つのメリットは、特に緩急車で見かけるのですが、この手の札差の位置がイレギュラーな個体がまま存在することで、そうしたものを再現する場合に、取り付け位置を容易に変更できるわけです。

 写真ではまだ途中ですが、取り付けが出来たらキサゲ刷毛などを使って内側に流れ込んだハンダをきれいに削り取って票差しのラインがシャープに出るようにします。手を抜くと塗装した時にプレス表現のようにぼってりした感じになって、わざわざ部品をハンダ付けした意味がなくなってしまいます。

 前にも書きましたが、模型と言うのはある一定の縮尺のミニチュアでいかに実物を再現するか、というのがテーマなわけです。客車単体で見た場合、列車に編成した場合など、いろいろな見方がありますが、いずれの場合も、いかに実物の感じを再現するか、ということに変わりありません。らしく見せるためには、こうした一見無駄と思われる作業が大きな意味を持ってくるのです。小さな部分のメリハリが、列車に編成した時に列車全体がリアルに見える大きな要素なのです。もし、これがエッチング表現だったとして、そうした客車をつないで列車を仕立てたとしても、全体がのっぺりした感じになって、われわれが昔、見たり乗ったりした客車の雰囲気は出て来ないはずです。子供の玩具なら、いかに安く作るか、ということになるのでしょうけれど、模型の場合、安く出来るかどうかよりも実物の印象把握が優先されるわけで、結果としては「無駄の塊」みたいになるわけです。

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 この辺まで来ると、戦後型折妻客車の雰囲気がだいぶ出てきました。明るいグレーに塗られたベコベコの鉄板屋根が編成の中でひときわ目立っていたのを思い出す方も多いでしょう。

 今日は同時進行で、オハフ45の方も同じ作業でした。こちらは他に尾灯の枠なども付いてだいぶ緩急車らしくなってきました。

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 スハ42(→オハ36→スハ40)が35系から43系への過渡期の車であるのに対して、こちらは43系から10系への過渡期の車であると言えます。鋼板屋根のグループがプロトタイプですので、妻板に屋根布押さえがなく、何だかカワイモデルの43系のようですが、これがこのグループの特徴でもあります。こうしたイレギュラーな車両はなかなか完成品では出にくいものですが、一方で、こうしたものがごちゃまぜで連結されていたのも客車列車の面白さでした。あの雰囲気を模型で再現しようとするのならば、やはり手を動かすしかないのかもしれません。

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2008年4月21日 (月)

引き続き車体の組立て

 引き続きスハ40の組立てが進んでいます。今日は雨どい関係の取り付けです。スハ40を始める時にも書きましたが、今回はオハ35戦後型のキットを使用して、部品の差し替えでスハ40にしようというわけですから、雨どいも要注意箇所です。オハ35の戦後型は資材不足の時代と言うことで、キャンバス屋根、鋼板屋根、メーカーの都合の良い方で製作されていましたから、屋根も2種類が混在していたわけです。キットには2段雨どいが入っていますから、そのままですとキャンバス屋根の車ということになります。スハ40の元になったスハ42の頃には資材の事情も改善されていましたから、オハ36も含めて鋼板屋根と言うことになり、雨どいも鋼製の細いものになっています。従って、ここではキットに入っているものは使用せず、0.7mm幅の帯板に変更します。

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 雨どいの幅の違いで全体の雰囲気もずいぶん変わります。オハ35の鋼板屋根の車両を製作する場合にも押さえておきたいポイントですね。

 さて、先日「今でも床下などの部品は売っているのだろうか?」というお尋ねがありましたが、もちろん今でもあります。このスハ40で使っているのは、ソフトメタル製の個別パーツです。

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 これをベースになる板に接着して床にネジ止めするようになっています。昔のダイキャスト一体型などと違って、形式ごとに並びを変えたり、部品を実車に合わせたりすることが容易に出来ます。

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 この時代の客車の床下はほぼパターン化されているのですが、スハ40というのは電気暖房を設置した形式なので、電気暖房関連のパーツを追加しておきます。順番が前後しますが、取り付け穴を開けるついでに、先に組み立てておきました。

 電車や気動車なども基本的には大体似たような構成のものが一般的になっています。

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2008年4月20日 (日)

バスコレ第11弾入荷

 遅れていましたトミーテックのバスコレ11弾が入荷しています。

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 今回も開封販売を行っております。当店売価472円となっております。なお、開封分につきましては、特定車種の数量指定によるお取り置きはいたしません。ご了承ください。

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江ノ電304M車入荷

MODEMOの江ノ電シリーズ、前回はトレーラーだった304-354、今回はM車になって登場しました。

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 やっぱり江ノ電は、この色ですね。このシリーズ、かなり車種も多くなりました。いろいろな組み合わせでの4両運転なども江ノ電ならでは、という感じで楽しんでいただけると思います。

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簡単な加工で印象の向上を

 既に走れる状態になっているスハ33ですが、ぱっと見たときの印象を向上させるための小細工をしてみました。

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 便所の部分にプラ板で簡単な仕切りをつけてみました。一見どうでもよさそうに思いますが、これが効果絶大なのです。

 当然便所のドアに窓はありませんから、下の写真の位置から見た時に、便所の窓がすりガラスや白板の窓でも光は通しますが、ドアがあるために洗面所側から見たときに向こう側の光が入ってくることはない、というわけです。

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 客席やデッキの部分と比べると一目ですね。便所の中に電球色LEDでも入れれば雰囲気なんでしょうけれど、当面車両数を稼ぎたいのでパスです。

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 引き続きED75の調子出しということで、営業終了後に盛んに走らせています。新規製作の客車は原則すべて白色LED照明をつけることにしているので、ちょっと小細工して、白熱灯、蛍光灯の色分けをすると極めて効果的です。既存の車両に未設置のものがありますが、照明付の車両だけで編成が組めるようになったらまたご紹介したいと思います。

 ついでにこの写真、機関車次位のオハフ33、脱線しているわけではありません。カトーのユニトラック、ジョイントはNゲージと同じものなので、こうして重い列車を走らせるとすぐにヘタって来ます。16番に関してはカトーのプラ製品だけで用が足りるわけではありませんから、もう少し考えて欲しいと思います。

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2008年4月17日 (木)

カトーのカタログ

 カトーのカタログが発売されました。続いてバスコレが明日問屋着ですので、まとめて土曜日到着といたしました。今度のカタログでは、Nゲージの383系の製品化などが正式に出ました。

 JRになって、どの車両も地域限定ネタと言う感じになって、売れ方も偏るようになり、商品寿命も短くなっている現在、新製品発表のタイミングなどもだんだん戦略的?になってきているようです。

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2008年4月16日 (水)

ウインドシル・ヘッダーの取り付け

 ナハ10系以前の客車、72系920番台・70系300番台、80系300番台以前の電車などは、一部の例外を除いて窓の上下にウインドヘッダー、ウインドシルと呼ばれる帯が通っています。模型でこれを表現する場合、プラスチック製品ならば一発成型で出来てしまうわけですが、金属製のモデルの場合はどうでしょうか。実際にこの手の車両に乗ったことがある方ならばお分かりと思いますが、大して分厚いものではありませんが、陽が当たるとくっきり影が出来るような感じで、プレスで押し出し加工ではエッジが甘い感じになりますし、エッチング加工では弱すぎる感じになります。メーカーによって表現の仕方は異なるのですが、通常は帯板をハンダ付けする方法が一般的です。手間はかかりますが、メリハリのある表現になるからです。

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 ウインドシルとヘッダーでは部材の幅が異なりますから、間違いないようにします。比較的薄く長いものなので端から順番にハンダ付けしないと熱で中間が浮き上がって収拾が付かなくなりますから注意します。雨どいをつける前にやらないと、特にウインドヘッダー上面のキサゲがやりにくくなって、きれいに仕上げるのが困難になります。

Photo

 隙間無くハンダ付けできたら、ここで一旦余分なハンダをきれいに落としておきます。キサゲ作業は根気が要りますが、真鍮キットの組立てでは、仕上がりを左右する大事な作業です。慌てずに気長にやるのが大事です。

 シル・ヘッダーのキサゲが終わったのが下です。

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 プラの完成品では絶対に出て来そうにない、怪しい雰囲気がだんだん出てきました。昔、客車列車で旅行した時は、自分の乗っている列車にヘンな形式が連結されていないか、停車中に見て歩くのも楽しみの一つでした。

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2008年4月15日 (火)

キノコ妻板車体組み立ての手順

 オハ35戦後型に代表されるキノコ型の妻板を持つ車体の組み立てを取り上げるのは初めてなので、ちょっと細かく書いて見ようと思います。今や16番の旧型客車では最も種類が多いと思われるフジモデルの製品の標準的な構成でもあるので、他の形式をおやりになる場合にも参考になるかと思います。

 さて、スハ40のドアは、ナハ11と同じタイプのものなので、オハ36を使う場合には、キットに入っているものをそのまま使えばOKですが、オハ35を使う場合にはドアを交換しなければなりません。キノコ妻板の場合、ナハ11のようなチャンネル状のものではなく、仕切り板にツメで差し込むようになりますから、オハ36に入っているものと同じNo.1131を使います。

Door

 このドアの特徴である窓サッシは別売りですので、これも忘れずに用意しておきます。

Doormado

 さて、昨日までにとりあえず箱になった車体ですが、今日は戦後型オハ35系列の特徴的な部分であるデッキ部分の組立てです。例によって、ハンダゴテがきちんと当たってしっかり組み立てられると言うことを第一に考えた手順で進めることにします。使用するのは100Wのコテですから、手順を間違えるとコテが入らなくなって組み立てられなくなりますから注意してください。

Doortoritsuke

 まず最初にドアを仕切り板のスリットに差し込んでハンダ付けします。前から見てドアが傾いていないか注意しながら作業を進めます。

 ドアが4箇所付いたらドアステップを付けます。

Steptoritsuke

 フジモデルの標準的な構成ですが、キットに説明が無いので案外分かりにくい部分です。答えは、上の写真のような取り付け方になります。取り付け位置寸法についてはキット添付の原寸図を参照してください。この部分は先に妻板を付けてしまうとコテが入らなくなり、ステップの位置合わせも非常にやりにくくなるので、この段階で取り付けます。

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 その後妻板を取り付けますが、キノコ妻板の場合、車体との接合部分が少ないので、写真で示した部分はしっかりハンダを流します。ドアの方で固定しようとしてコテを当てすぎるとステップが取れて面倒なことになります。また、スハ40をはじめ、オハ36やオハ35の一部など鋼板屋根の車両の場合、屋根布押さえがありませんから、隙間無くハンダを流して仕上げた時に継ぎ目が残らないようにします。

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 最後に、キットには入っていませんが、トイレと客室の間の仕切りを追加しておきます。作例ではエコーモデルのNo.2111を使用しました。簡単な表現ですが、これがあるだけで中を覗いた時の印象がかなり変わります。

 これでひとまず全体の形になりました。ディテール工作に行く前に台車を履かせて線路に載せて見ます。車体の歪みや傾きをチェックするためです。

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 この後はここで一旦キサゲを行ってからディテール工作へと進みます。ここまで来ると、オハ35とは一味違う怪しい雰囲気が出てきました。

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 さて、今回台車は日光モデルのTR47を使いました。ごっついフレームに華奢な感じのブレーキ装置と言うこの台車の特徴がエンドウのものよりよく再現されています。最近のものは軸受けメタル入りなので、転がりもエンドウのものと変わりがなくなっています。この台車の場合目立ちませんが、後で車輪をスポークのものに変えようと思います。

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2008年4月14日 (月)

まずは車体の大組みから

 さっそく車体の組み立てに入りました。箱にするまでの順序は、①洗面所の窓枠 ②アングル ③照明取付金具 ④デッキ仕切り板 ⑤ドア ⑥妻板 と言う感じになるでしょう。順番によってはハンダゴテが入らなくなって、ハンダを回せなくなることもあります。車体の基本部分なので、がっちり組む必要がありますから、ハンダゴテが確実に届くということを基準に手順を考える必要があります。

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 最初に洗面所の窓枠をハンダ付けします。仕切り板やアングルが付くとコテ先が届かなくなります。この車両は客席の窓がアルミサッシですから、塗装後に接着ということになります。

 次にアングルを説明書記載の通り、車体の裾から3mmのところにハンダ付けします。目標となるものがありませんから、この位置にケガキ線を入れます。前後方向は両側ともデッキ仕切り板の厚みの分が残るようにします。アングルは床板を受けるだけでなく、車体の強度を保つ役割もありますから、浮いたりずれたりしないように注意します。これの取り付けがまずいと車両が傾いたり、車体がねじれたり、他車と連結した時に編成が凸凹になったりします。強度を出すために、隙間を残さないようにハンダを流しておきます。

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 アングルが出来たら、室内照明取り付け用の金具を付けます。作例はエンドウ製の照明パーツを使用するつもりで、同社の部品を使用しています。この部品は、塗装後に照明ユニットを付ける時に力がかかるのと、旧型客車特有の深い天井で接合面が小さいですから、しっかりハンダ付けしておかないと取れてしまうことがあります。

 スハ40は、スハ42の更新車であるオハ36がベースなので、当然蛍光灯照明ですから、模型でもその雰囲気を出すために白色LEDのものを使用します。

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 次にデッキの仕切り板をハンダ付けして、取りあえず箱の形にします。ここまで出来るとだいぶしっかりしてきます。まだデッキ部分が形になっていませんが、前回のスハ33などと比べれば、デッキ部分の屋根の接合がない分ラクだと思います。

 今回は、東北に最後まで残っていたスハ40の写真が出てきましたので、それを参考に、洗面所の窓をこのタイプにしてみました。

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 上の段が内側に開くもので、後の新性能電車などのトイレ窓の原型になったタイプです。43系や戦前型の32系などでもこのタイプの窓に改造されていた車両は結構ありました。16番の模型では、カトーのプラ製スハ43、ブルーのものがこれになっていましたが、いままでこれが表現された製品はあまりありませんでした。今回使用したのは、フジモデルのNo.1302という窓枠だけの単品パーツで2両分入り180円です。使用範囲が広い分使いでのあるものだと思います。これでまた、列車のトイレ窓のバリエーションが増えることになります。

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 パーツと言えば、今回はオハ35の車体を使用していますので、キットに入っているこの客席窓は使いません。でも、国鉄型の場合、こうした部分の寸法が規格化されているものが多いので、捨てずにジャンクボックスにでも保管しておくと、役に立つこともあると思います。

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スハ40の製作開始

 これまで客車の組み立て事例をいくつかご紹介してきましたが、オハ35の戦後型のようなキノコ型妻板のものをまだやっていませんでした。このグループは両数が多かったこともあって、割合見かけることも多かったですから、何両か組み込むことで列車の編成をリアルに見せる効果も大きいと思います。

 今回は、またひとひねりしてスハ40ということにしようと思います。1948年から製造されたスハ42は、戦後型オハ35と同じ形状ながら、台車がTR40に変更されたもので、35系から43系への過渡期の車両と言えます。このスハ42を車体更新して軽くなったものがオハ36で、ナハ10系に準じた内装、アルミサッシや10系と同じドアなど、外観にも特徴があります。これらのうちの13両は電気暖房を取り付け、再び重量が重くなって「オ」から「ス」になって、新たに「スハ40」と言う形式が与えられました。純粋なオハ35の戦後形では殆ど見られなかったアルミサッシの窓などが模型にしても異彩を放つはずです。

 製品ではフジモデルからオハ36のキットが出ていますので、これにトランス箱や電気暖房のジャンパ栓を付ければOKですが、今回は何故か手許に余分にあるオハ35の車体を活用することにしました。

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 ラベルには(スハ42)と書いてあって、何やら煽られているような感じですが、ストレートに組んでキャンバス屋根・鋼板屋根のオハ35、鋼板屋根でTR40のスハ42、更新車スタイルのスハ40(オハ36)と、このキットから大きく分けて4つのスタイルが出来るわけで、ドアや洗面所窓のバリエーションでさらに種類が増やせてしまいます。

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 キットの方は、オハ35と言ってもどちらかと言えば完全に切妻の43系や61系に近い構成になっています。これに10系用のドアや43系あたりのアルミサッシのパーツを用意すればOKです。

 実車は両数は少なかったものの、東北線では旧型客車の最末期まで残っていたようですので、ED71やED75の普通列車には最適ですし、485系や455系の優等列車との顔合わせもあったはずです。当時は主な駅の構内にはたくさんの客車が留置されているのが普通でしたから、そんなシーンを考えると地味な形式ながら、かなりいろいろなシチュエーションで使えるのではないかと思います。

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カトーのカタログ 発売

 2004年以来というカトーのカタログ、今週入荷の予定です。内容が大幅にリストラされるようで、ページ数も大幅減、価格も1260円になります。

 当面、何が削除されるのかが注目されるのでしょうけれど、メーカー自身が言うように、近々発売の新製品、あるいは再生産品を中心にしているというならば、掲載されている製品が今後コンスタントに供給されるか、ということにも大いに注目したいところです。

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バスコレ11 発売

 トミーテックの「バスコレクション」第11弾、今週末の入荷予定(問屋18日)になりました。商品内容は下記のページをご覧いただきたいと思います。

http://www.tomytec.co.jp/hobby/buscollection/index.html

 しかし、いつの間にか、500円になってしまいましたね。原油や中国の人件費の高騰もあって、そろそろこうした「超安値商品」も見直しの時期に来たのかもしれません。

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2008年4月13日 (日)

光のギミック

 昔は、ライトが点灯する模型は高級品だ、といわれていましたが、今ではNゲージはおろか、Zゲージでも当たり前という感じになりました。プラ量産品であれば導光プリズムや電球ケースを巧みな形で成形すればすむことなので、現在のNゲージユーザーなどは当たり前のことと思っていると思います。

 さて、いつの時代にも客車列車が旅愁を誘うのは、赤いテールライトかもしれません。電車や気動車と違って、運転台があるわけでもなく、場合によっては貫通路があるだけの殺風景な妻面に赤いテールライトが光って、列車の尻尾であることをアピールしています。列車が出発するときにこの赤いテールライトがゆっくりとホームを離れて行くシーンなどは旅心を大いに盛り上げてくれます。さっそうと本線を疾走して行くシーンもまたしかり。同じテールライトでも電車や気動車には感じられない「何か」があるように思えます。

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 今日は引き続きスハ33の走行テストをしましたが、最後部の車両を尾灯を組み込んだスハフ32にしてみました、カトーのプラ製オハフ33の側面を入れ替えるコンバージョンキットではなく、フジモデルのキットがベースです。この手の両端とも貫通ドアの無い丸屋根客車の点灯改造については以前ご紹介しましたが、この後、切妻や折妻の緩急車の加工がありますので、改めてご紹介しようと思います。

 でもこうして、列車に仕立てて走らせた時に光っているテールライトは効果的ですね。キットそのままでは不可能なのでいささかの改造が必要ですが、手間をかける価値はあります。

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 機関車もヘッドライトの点灯は当たり前という感じですが、古い製品が米粒球を押し込んだだけだったのに対して、最近のものはディスプレイしたときの見栄えも考慮して外側にレンズを入れてありますから、見栄えだけでなく光が均等に散って、光り方も落ち着いた感じになっています。

 さらに最近の16番では機関車でも尾灯が点灯するのが普通になってきていますが、この75では列車を牽引しているときの状態をメインに考えて左側のみ点灯するようにしました。ちなみに床下のスイッチでエンドごとに消灯できるようになっています。スハフ32も、中間に挟まったりしたときに備えて尾灯をOFF出来るスイッチを設けてあります。

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 車内の灯りのバリエーションとともに、こんなところにもこだわってみると運転がいっそう楽しくなると思います。

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2008年4月12日 (土)

スハ33試運転

 今日はスハ33の試運転を行いました。

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 緩急車ではありませんので、列車の中間に連結される場合がほとんどですから、今日の試運転も列車の中間に連結して行いました。客車の場合、チェックすべき点は主に連結器と台車あたりになります。連結器は他車と著しく高さが違っていると線路の凸凹で自然開放することがありますし、首振りがスムーズでないとポイントやカーブの出入り口で脱線する原因になります。端梁のディテール部品との干渉もチェックしておきます。

 しかし、こうして形式写真風に写してみると、一見スハ32だけれども、よく見ると台車がヘンだなあ、というこの形式ならではの特徴がよく見えてきます。

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 牽引は完成間もないED75、10系軽量客車や35・43系列などのさまざまな形式がごった煮のように連結された列車は、紛れなく1980年代前半ごろまでの東北本線の普通列車そのものです。最後は福島にまとまっていたスハ33が加わったことで、この列車は東北線であるということがいっそう強調されたのではないかと思います。管理人が学生時代に北海道へ旅行した時のアプローチはまさにこんな列車でした。丸一日揺られてたどり着いた青森からは、3時間50分の青函連絡船の旅。北の大地は鉄道だけでは行くことの出来ない、本州とは全く異なる別世界でした。そして、現在のようにマニュアル本に従って行く「青春18きっぷ」の旅とはまったく違った「鈍行の旅」がそこにはありました。

 もちろん、スハ33の試運転結果はすこぶる良好でした。端梁関係のアレンジもまずは成功だったようです。

 試運転に際して、軸受けからのキシミ音が気になっていたED75にマッハのLPSオイルを差してみました。

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 これだけで、キシミ音の解消はもとより、起動時の動きが実に滑らかになりました。ただし、レール面や車輪の踏面にこぼすと空転の原因になりますから注意します。

 機関車だけでなく、1両の客車キットからもいろいろな楽しみが出来るということがお分かりいただけるかと思います。

 この後、この普通列車関連としては、今までまだここでは取り上げていない、オハ35系戦後タイプに代表されるキノコ妻板のものの組み立ても取り上げてみたいと思います。

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2008年4月11日 (金)

その後のオハフ45

 旧型客車を使用した急行列車は夜行列車や臨時列車を中心に、1980年代前半まで残っていました。急行料金を徴収するのですから、車両は内装が近代化されたブルーのものが中心でした。比較的車齢の若いスハ43とその一族が中心で、老朽化の進行が早かったナハ10系は一足先に急行列車の運用からは撤退していました。

 最晩年は43系中心と言うことでしたが、後天的な改造が施されたものも多く、編成中にさまざまな形状のものが連結されていました。そんな時代の臨時急行を再現すると言うテーマで進んでいるオハフ45ですが、現在はこんな感じです。

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 前回と比べるとドアステップ、妻面の手すりなどが取り付けられて少しずつ形になってきています。このキットでは妻板の手すりの穴は開けられていませんので、ピンバイスを使って所定の位置にΦ0.5の穴を開けてΦ0.4の真鍮線で作った手すりを差し込んで裏からハンダ付けします。屋上点検用のこの手すりも1つ前の35系では戦後型も含めてハシゴ状のものでしたから、43系以降の客車の特徴として、省略するわけには行かない部分でしょう。一方で鋼板屋根ということで妻面に屋根布押さえがなく、何だか昔のカワイモデルの製品のようですが、このグループではこれが正解ということになります。

 模型の仕様としては前回のスハ33に準じますが、緩急車ですので、テールライトが両エンドとも点灯するようにすることと、機関車次位や中間に入った場合に備えてこれを消灯できるようにします。エンドビーム周りはスハ33と形状がかなり異なりますから、部品の構成がかなり違ってきます。白色LEDの照明ですが、車内がベージュ色になるので、スハ33とはかなり異なった趣になると思います。

 前にも簡単に触れましたが、このオハフ45・オハ46と言う形式は、43系列の中でもちょっと毛色の変わったものです。純粋にオハ46として製造されたのは60両、オハフ45は25両でした。スハ43系は1951年から量産された急行用客車で、資材も良くなり、新しい設計も取り入れられるようになった時代のものでしたが、重いという欠点がありました。1955年に車体や台車をマイナーチェンジして軽量化したのがこの2車種なのです。後にスハ43の自重の軽い個体からオハ46に編入されたもの、編入されたオハ46を緩急車改造したオハフ45などいくつかのバリエーションがありました。編入に際しては特に改造を行ったわけではなく、形式のみの変更と言うことでしたから、スハ42→オハ36あたりとは少々様子が異なります。輸送量が急増していた時代だけに、国鉄が客車の重量に相当気を遣っていたことがうかがえます。ちなみに元の重量の関係から、スハフ42→オハフ45となったものはありませんでした。

 さて、モデルの方はオハフ45の新造車グループですが、車齢が若いということで、近代化改造が施されたタイプです。

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 客席の窓がアルミサッシに、トイレの窓も近代的な形に改造されたものです。(アルミサッシはホンモノのアルミ部品を塗装後に接着します)晩年の旧型客車列車では、この手の改造を施された車両が混じっているのを良く見かけました。設計図面通りの原型の車両ばかりで列車を編成しても嘘っぽくなってしまいます。

 同じ1955年には軽量客車ナハ10が登場し、このオハ46・オハフ45は中途半端な感じで終わってしまいました。大して人気のある車種でもないので、完成品ではまず出て来そうに無いですが、青ばかりの急行編成もこんな風にキットをいじることで、編成をリアルにすることが出来るのです。

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2008年4月 9日 (水)

試運転直前

 昨日に続いてもう一方の側にも連結器を取り付け、汚れていた部分の修正などを行いました。

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 取りあえずこの状態で試運転を行い、問題が無ければ最終仕上げを行って完成と言うことになります。車番は1970年代後半まで福島区に残っていたものから拾いました。トイレの窓は白いタイプでなく、すりガラスのタイプにしました。このあたりにもバリエーションを持たせておくと、列車として組成した時のリアリティーが向上します。

 このスハ33 0番台(2代目)という形式は、スロ54の冷房化およびスロネ30、スロフ53の荷物車化改造に際して重量増加を避けるためにこれらの車種のTR40B台車とスハ32のTR23台車を交換して出来たもので、1966年から71年にかけて各地の国鉄工場で120両が改造されました。車番については、タネ車のスハ32のものを継承していますから、飛び飛びで電気暖房のものは原番号+2000となっています。最後は福島に割合まとまっていましたので、先日のED75、あるいはED71と組み合わせて往時の東北本線の普通列車を再現するのにはお誂えです。時折上野駅にも姿を現していましたから、EF57・58といった直流電機との組み合わせもありです。

 機関車で牽引する客車の場合、こうした重量に関連した改造で発生した形式は多く、オハ36、スハ40、オハ46,47、オハフ45あたりは既存製品を使って割合簡単に作れるかと思います。

 いよいよ週末は店レイアウトで試運転ですが、機関車が増えたので、客車ももう1列車分くらいは欲しいところです。しばらくはこんな一ひねりした車種が続くかと思います。客車は機関車や電車に比べて軽く見られているのか、完成品ではあまり車種が揃いませんが、最近ではネット上でも旧型客車の解説をしているサイトが結構ありますから、これらを参考に昔日を偲びながらキットの製作をするのも楽しいと思います。

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2008年4月 8日 (火)

照明を入れてみました

 例のスハ33、基本的な塗装が出来たので、先日の座席とともに照明を入れてみました。

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 使用したのはエンドウのユニットライト室内灯の白色LED仕様のものです。特に凝ったことはせず単純に前後の台車から電気を取っています。これを使うとこのように車内がとても明るくなるので車両の内側にも車内色を塗っておく必要があります。座席の塗り分けも効果的です。

 ご承知のように旧型客車では車軸とベルトで結んだ発電機で発生した電気をバッテリーにためて車内の照明に使用します。同じワット数であれば蛍光灯の方がはるかに明るいと言うことで、内装の改装とは無関係に蛍光灯改造は積極的に行われていましたので、32系や35系で内装がニス塗りのままサークライン蛍光灯になっていた車両はたくさんありました。ニス塗りの車内にほんのりとした光を落とす白熱灯の車内は温かみがありましたが、これが蛍光灯の白い光になると一転寒々しい感じになりました。内装を電車や気動車に似せた改造を施され、外装がブルーになったものですとそれほど違和感はありませんでしたが。

 そして、列車として組成されれば、それこそ様々な車両が混結されるわけで、陽が落ちると窓からこぼれる灯りの色は1両ごとに違った色になって、光の色1つとってもまた様々なバリエーションが展開されていたのです。今となってはすべてが思い出の彼方に去っていってしまいましたが、そんな列車の雰囲気を再現してみようという試みです。

 さてそのスハ33、全体はこの辺まで来ています。

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 まだ途中なので、汚いところもあります。屋根の色はモデラーズのフラットブラックグレーと言うものを使っていますが、このメーカーの塗料、最近殆ど入荷しません。止めてしまったのでしょうか?他の同系色と異なり、青みが無いのがキャンバス屋根にはすこぶる具合がよいのですが・・・。連結器はとりあえず胴受けに加工した側に取り付けました。復心バネ部分をカットするとカプラーがぴったり収まり、首振りも問題ありませんでした。他はやはり解放テコが干渉するのでその部分をカットしておきました。さて、今週末には試運転が出来るでしょうか。

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2008年4月 6日 (日)

1/76いすずBX141 国鉄バス暖地色 入荷

 ぽると出版のクラブバスラマシリーズ、いすずBX141国鉄バス暖地色が入荷しました。

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 1957年に43両導入されたもので、国鉄形式を212形といいます。車体はダイキャスト製、ディテールはプラパーツを使用して細密な仕上がりです。英国式のHOサイズである1/76ですが、日本型16番のレイアウトにも違和感無く使えると思います。

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 古いエンドウのブリキの駅舎の前に止めてみました。なかなか良く似合う感じです。最近は16番サイズの自動車も増えてきましたので、いろいろな使い方が出来ると思います。

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 そのままでも展示できるクリアケース入りになっています。1台3780円、通販もいたしますので、ご希望の方はメールにてお知らせください。

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2008年4月 5日 (土)

いろいろ使える客車部品入荷

 今日はフジモデル関係の入荷がありました。形式を跨いで広範囲に使えるパーツが何点か入りました。

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 これは43系などの1m幅の窓用のアルミサッシです。北海道のスハ45やスハフ44などではアルミサッシ改造されたものが多かったですね。もちろん内地のスハ43系、あるいは現在は製品がありますが、オハ35の戦後型に取り付けてオハ36やスハ40という使い方もありです。オハ35の戦後型をストックされている方にも有用なパーツだと思います。1両分525円です。

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 こちらは、乗降ドアHゴム付きのものです。43系あたりに使われているイメージが大きいですが、スハ32系やオハ35系の木造ドアの交換用として使用されていた事例も多く存在しました。当雑談室のスハ33の作例で使用しているものです。最近の2枚張り合わせ構成のドア用パーツです。1両分210円です。

 客車本体もものすごい種類が揃っています。たとえば、こんなマイナーなものもばっちりあったりします。

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 C11あたりに引かせる支線の列車などをやる時に、こういった形式が入っていると俄然雰囲気が盛り上がってきます。とてもプラの完成品では出て来そうにない車種ですが、あえて手間をかけてでも揃えておく価値はあると思います。

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2008年4月 4日 (金)

悪戦苦闘!プラキット

 お気楽モードで始めたワム70000、今はこんな状態です。

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 退院後初めてのプラキットですが、ハンダ付けと違って接着はすぐには固まらないし、板キット形式なので部品の突き合わせも丁寧にやらなければなりません。久々のプラキットということもありますが、左手の感覚が落ちていることもあって、かなり苦戦してしまいました。ハンダ付けは水をかければすぐに固まるし、やり直しも容易ですから、取りあえず安心してどんどん進められるのですが・・・。

 さて、このキット2両入りということですから、黒一色とはいえそれぞれで色のニュアンスを変えてやったりするのも面白そうです。昔の貨物列車は殆ど黒でしたが、編成の中で同じ色合いのものはまず無いという感じでしたから、色合いや艶の具合で変化をつければ列車にしたときのリアリティーが増すのでは?と思っています。あくまでもお気楽モードということなので。

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KATO 201系中央線

 KATOの201系が入荷しています。まもなく全廃になる中央快速線の現在の姿です。201

 基本的に再販ということですが、今回は実車の引退に合わせたタイミングということでタイムリーですね。最近のNゲージではこうした企画のものが良く売れるようで、トミーのED76などもあれだけ人気がなかったのに、今回のリニューアルでは特にJR九州のものがあっという間になくなっています。俗に「葬式ネタ」などと呼ばれますが、何だかなあ、という感じがしないでもありません。どうせなら、Nゲージで現代水準を満足させるちゃんとした75でも出ないかな?と思ってみたりもするのですが、どうでしょう・・・。

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2008年4月 3日 (木)

配管表現の考察

 台数が欲しいだけに深入りすると泥沼になりかねない客車の床下ですが、手際よく空気の配管を作る方法を模索しています。問屋さんの棚を見ていたらいいものを見つけました。

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 カトーのプラ製スハ43です。前は原形のものだけだったと思いますが、いつの間にかドアやトイレの窓がいじられたタイプが加わっています。なぜ急にプラ客車か、と言うとこの製品、特に凝り凝りというわけではありませんが、プラ成形の特質を活かして床下の配管なども要領よく表現されているので、この表現方法が参考にならないか?と思ったわけです。

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 配管があるとそれだけで活き活きして見えます。

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 下から見ると板状モールドの簡単な表現です。これをアレンジした方法なら既存の客車にも簡単に追加できそうです。しばらくこれを眺めて手際の良い方法を考えて見ようと思います。

 さて、そのスハ33、大まかな塗装が出来ました。ED75と同じように生きている客車の雰囲気を出すつもりです。今回も下塗りはED75で使用したアサヒペンのプライマースプレーですが、屋根との塗り分けでマスキングテープを貼った雨どいも剥がれはなく、実用的にはほぼ問題なさそうです。ED75も塗膜のヒビ割れなどは発生していません。お気楽に確実に仕上げる方法を見つけておくといつでも作業にかかれます。

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 先ほどのスハ43も、用が済んだらそんな生きているように見せる細工をしてご紹介しようと思います。軽くてそこそこディテールのあるプラ客車は愛用されている方も多いと思いますので。

 

 

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2008年4月 2日 (水)

座席の加工

 スハ33、仕上げが近づいています。今日は座席の加工です。座席は枠組みのモールドがあって、モケットの塗り分けがしやすい天賞堂のものを使用します。

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 1両分入り840円です。この製品は以前天賞堂が80系300番台をやった時に出たものですから、当然形状もこの系列のものになっています。この時期の座席はスハ43系なども含めて通路側に手すりもかねた頭もたれがあるのが大きな特徴です。キハ55系では裏側にビニールレザーのクッションまでついていました。窓から覗いてもシルエットがはっきり出る部分ですが、戦前の32系や35系にはありませんから、まずこの部分をカットします。

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 ニッパーで切断してみました。切り残しなどはヤスリで修正します。

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 だいぶ印象が変わりました。次に塗装です。1970年代後半ですとモケットはブルーです。GMの小田急ブルーが近い感じです。背もたれの枠は木製ですが、青い車体のものでは車内が気動車などに似せて改装されていましたのでグレー、茶色の車体のものではニス塗りでした。脚の部分などはグレーです。背もたれの枠などは外からも目立つのでぜひ塗っておきたいところです。肘掛も同様です。

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 床は板張りということでそれっぽい色にしておきました。どうでもいいような作業ですが、蛍光灯に改造された車両と言うことで、白色LEDの照明を入れるとこれが結構効果的なのです。本来は背もたれのモケットも段差の無いタイプですが、あまり目立ちませんので、そのままにしておきます。

 でもこんな風に色をさしてやると昔乗った客車の匂いが思い出されてきますね。

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2008年4月 1日 (火)

春爛漫

 東京地方は今、桜の花が満開です。無機質な大都会でも、桜の花が咲くことで、ここが四季のある日本だということを再確認させてくれます。

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 ここ荒川線も後継の新車のデザインが決まり、今年度末に現車が落成するようです。長らく走り続けた7000・7500形もいよいよ引退を迎えることになります。新車は長崎電気軌道の比較的最近の車両のような濃いピンク色を取り入れたデザインになるとか。果たしてこの桜や町並みと調和したものになるのか?楽しみなところです。

 写真の7000形も車体更新してから早31年、後から追加されたクーラーも新しいものに交換されて雰囲気が若干変わっています。

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 こちらは最近たくさん走っている広告電車ですが、この車両は、他の都市でもありがちな警察が出している交通安全のものです。オーソドックスなデザインですが、警視庁のマスコット・キャラクターの「ぴーぽくん」が東京であることを強調しているようです。以前ご紹介した熊本市のものでは、パトカーに似せたラッピングでしたが、やはり熊本県警のキャラクターがあしらってありました。こういった「ご当地モノ」って模型に取り入れるとどうなんでしょうか?

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 こちらはあまり変化が感じられない8500形ですが、よく見るとベースの色が若干黄色みのあるアイボリーに変更され、車体裾のグレーのラインが省略されるなど、変化が出始めています。

 最近ではNスケールの路面電車のモデルもいろいろ出てくるようになりましたし、自動車、建物、樹木など、あらゆるものがNスケールで揃うようになりました。季節感あふれる日本の町並みといったテーマでジオラマなどを製作するのも面白そうです。

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