2015年7月25日 (土)

Nゲージにもワ12000!

 今週は、カトーのNゲージ、ワ12000も入荷しています。

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 最近は、こんなものまで出るのね、という感じですが、若い方はご存じない車種かと思います。1956年に500両が製造されたもので、当初から2段リンク方式で、最高速度は75km/hとなっています。

 ということで、使い方がある程度見えて来ます。500両と言うのは貨車としては少ない部類です。例えばワラ1などは1万数千両も作られて、どこでも見かけたわけですし、1本の列車に複数連結されているのも当たり前でした。ですから、ワ12000の場合は逆に、こればかりたくさん連結されているのは不自然ということになります。色々な車種が連結された列車の中にアクセント的に1両か2両混ざり込んでいるという風にすれば自然な感じになります。

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 似たような形状のワム90000と比べてもこれだけ大きさが違うので、結構存在感はあると思います。そして、2段リンクということで、一般的な貨物列車には制限なく連結できましたから、昭和50年代くらいまでの貨物列車に自由に組み込めるわけです。メーカーのポスターのように、必ずしもC12と組み合わせる必要はありません。D51でも、EH10でも、DD51でも何でもOKなのです。

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2014年10月16日 (木)

仕上げの続きと試運転

 ワ12000を店に持ち込みました。例によって錆色中心のウエザリングと、艶消しのフィニッシュです。

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 問題の黒ベースのデカール、ウエザリングの後艶消しコートを吹いても、ツムのクリアーベースのもののように浮き出すことはありませんでした。手抜き工作としては十分合格だと思います。

 軸受にセラミックグリスを噛ませ、カプラーポケットにはグリーセムを吹き込んで試運転です。

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 国鉄時代には当たり前だった、いろいろな貨車が連結された列車の中にさりげなく「ワ」が入っている設定です。

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 ツム1000とワム90000の間に挟んでみましたが、同じ黒い有蓋車なのに思い切り存在感を発揮してくれます。かなり小さい「ワ」の存在感の表現は出来たと思います。

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 これは黒地デカールのワと通常のクリアーベースのツム(右)の比較です。いずれもキット付属のものですがワでは、かなり改善されていることが分かります。
 相変わらず転がりの悪さは天下一品で、ハンプで転がしても目的の列車に連結できずに止まってしまうでしょう。転がりに関してはいくつかのヒントをいただいているので、追って実験するつもりです。そのために、ブレーキの引き棒はシルエットが再現できるレベルに留めて、軸受にはつないでいません。軸受を再度抜く可能性があるからです。

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2014年10月15日 (水)

デカール貼りです

  アダチの貨車キットの特徴にレタリングがデカールであるというのがあります。プラモデルをやったことがある方ならばよくご存知と思いますが、、いわゆる「水貼りシール」です。ごく薄い膜に多色印刷が出来、コツを覚えれば、割と凸凹している個所の隙間などにも容易に貼り付けることが出来ます。欠点としては、インレタと違って、膜状のものに印刷されていますから、どうしてもそのベースが見えてしまうといったところでしょうか。しかし、旅客車と違って凸凹も多く、それにかかわらず車両全体にレタリングがある貨車では、インレタより使い勝手では勝ります。

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  キットに入っていたデカールです。前作のツム1000の時に、貼り付け後ウエザリングを施して、艶消しコートをかけたら思い切りベースフィルムが目立ってしまいました。それに懲りて今回は予め半艶コートをかけておきます。

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  貼ってみると何とびっくり!台紙を黒くして文字が見えやすいようにしているのかと思ったら、デカール自体のベース膜が黒でした。取りあえずそのまま各部に貼ってみました。黒一色の貨車が俄然イキイキしてくるわけですが、この状態では、従前のものと比べてデカールのベースはかなり目立たなくなっていて、手抜き工作用としては充分に合格です。

  あとはウエザリングを施してから、仕上げの艶消しコートを吹いた時に、ベースフィルムが浮き出して来ないか、ですね。ダメだったらインレタで貼り直しますから、ということなのですが、正直かなり面倒くさいですね。

  この後は店レイアウトに搬入して走行調整です。毎度のことながら転がりは最悪ですが、軸受け部分にカツミから出ているピボット用のメタルを埋め込んで走行改善をしているという方がいらっしゃいました。軸受部分は前後ともネジ止めですから、別途メタル入りの軸受けを試作してテストしてみるのも面白そうです。アダチキットでしか出来ない、ヘソの曲がった形式の貨車の走行改善には極めて有効だと思いますので。

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2014年10月14日 (火)

塗装しました

  手が止まると永遠に放置プレイになりそうなワ12000を進めます。

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  残っていた小パーツを取り付けました。エアホースはキットの構造だとイメージが違いそうなので、この段階では保留です。キットの太くて折れやすいソフトメタルのものは使わずに、他社のロスト製のものにしますが。取りあえず貨物列車の編成の中にヘンな車種が入っている!という印象を持たせるのが目的ですから、特にこだわった造りにするつもりはありません。

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  取りあえず塗ります。黒一色ですし、あとはレタリングを入れて連結器を取り付ければ出来上がりでしょ、と思われがちですが、貨車というのは1両単位で管理されていますから、黒貨車でも1両ごとに微妙に色合いが異なっています。汚れ方もまちまちですから、黒貨車同士で編成した時にはまだら模様になるのです。現代のコンテナ貨車、そしてコンテナにも同じことが言えます。なので、ナンバーを入れた後にウエザリングをかけます。

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  さて、キット付属のナンバーはアダチ定例のデカールです。検査標記や換算標記など、小さいものは文字が崩れないので有難いのですが、大きい車番などはベースのフィルムが目立ちます。そしてアダチのデカール、プラモデルのものほどフィルムが良くないようで、オーバーコートをかけるとフィルムの存在感がより強調されてしまいます。管理人が良く客車の検査標記などをインレタをデカールに転写して貼り付けていますが、その時に使っているクリアーデカールと比べても明らかに差があります。さあ、これをどうしよう、なるべくラクをしよう、というのがこの先のテーマになります。

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2014年10月 8日 (水)

車輪を取り付けました

   中途半端で止まると永遠に放置プレイになりそうなワ12000、車輪を入れました。

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  走行が不安定になりがちな2軸貨車ですが、片側の軸受け(単軸台車)にはガタが持たせてあって、走行の安定を図るようになっています。「ワム90000と大して変わらないじゃないか」と思われますが、軸受けが車端に寄り気味なので、大きさが想像できるのですが、何よりこのワ12000が存在感を発揮するのは、貨物列車に組成された時なのです。

  どうでも良いような車ですが、こだわる価値はあるかな、と思います。

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2014年10月 7日 (火)

引き戸の取っ手

  貨車というのは、見かけの割に結構面倒くさいのでその気になっている時にどんどん進めます。今日は、強度的に弱い感じだったドアの取っ手の付け直しです。

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  キットではこのような構造ですが、2枚貼り合わせた中間で取っ手が止まってしまいます。ハンダ付けもやりにくいですね。

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  そこで、2枚貼り合わせた状態で穴を貫通させて、取っ手もドアを貫通した状態でハンダ付けします。

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  裏側に出っ張った部分は切断して、ヤスリとペーパーをかければ、キットの設計と同様の仕上がりになり、強度もかなりしっかりしたものになります。

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  並行して車体の手すりやディテールパーツを取り付けました。足踏みブレーキ上の手すりを取り付けるとドアが挿入できなくなるので、手すりを取り付けるタイミングは良く考える必要があります。

  しかし、最近のアダチの貨車には、ロストパーツも入っているんですね。このキットでは側扉のロックや半開にした時に扉を押さえておくパーツがロストです。従来はこの辺りのディテールはことごとくソフトメタルだったわけですが、ロストパーツの採用でシャープな感じになっています。

  国鉄時代、主な駅の構内には貨車がいっぱい止まっていて、普通列車の旅行で長時間停車の時に眺めていると、時々極めて珍しい車種を目にすることがありました。今はそんな楽しみもなくなりましたね。

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2014年10月 6日 (月)

ディテールに進みます

  今日は台風通過ということで、箱になったところで止まっていたワ12000の続きをやりました。何しろ「板キット」ですから箱にするだけでも結構手間がかかります。今日はドアの取り付け不具合の手直しを行って、開閉がスムーズに出来るようにしました。

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  スムーズに動くようになったので、この後一旦取り外したドアの取っ手などを取り付けます。組み立て説明では、早い段階で手すりを付けるように書いてありますが、これはどうも後回しにした方が良さそうな感じです。ドアレールのストッパーは、まだドアを外すので取り付けは最後にします。説明書の絵を見てどんどん付けてしまうと、調整が出来なくなる点は要注意です。

  床板も台枠表現のチャンネル材を取り付けて、車体を被せてみました。だいぶ雰囲気が出てきました。他に票差や解放テコ受けなどの小パーツの取り付けも始まりました。

  小さな貨車ですが、結構手間がかかります。でも、出来上がればちょっと自慢できる車種ですね。

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2014年9月17日 (水)

ドアの取り付け

  昨日に引き続きワ12000です。ドアの取り付けです。

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  構造はこんな感じです。ドアレールのような長いプレスパーツはアダチ製品の癖で湾曲していたりします。それに加えてドア本体が2枚貼り合わせであったりするなど、トラブルの火種はいっぱいあります。ドアの取っ手は2枚貼り合わせてから取り付け穴を貫通させて取り付けた方がしっかりしそうです、

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  取りあえず両側とも取り付けて、開閉具合の調整中です。しばらくはドアを付けたり外したりになるので、上レールのドアストッパーはまだ取り付けません。同様の理由で、説明書では一番最初に取り付けるようになっている側面の手すりも後回しです。

  並行して台車?(「単軸台車」といっていますが、軸受けですね)も組み立て・塗装を行います。真鍮プレスのフレームにソフトメタルのディテールパーツを接着する構成です。

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  貨車なのにプレーン軸で転がりが悪そうに見えますが、一方でこんな構造にもなっています。

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  片側のものは、ガタを持たせて線路の凹凸に対応しているのです。当然、台車パーツに入っている取り付けネジ、こちら側に段付きのものを使用します。台車パーツには説明書がありませんし、ワ12000の説明書にもその点は書いてありませんが、不安定な2軸貨車の走行を安定させる部分なので注意する必要があります。

  貨車は地味な作業の連続の上に、完成したからと言って花が咲くような感じでもありません。しかし、かつての貨物列車にはありとあらゆる車種が連結されていたわけで、プラ製品で出てくるようなメジャーな車種ばかりでは面白くないのも確かです。かなり面倒くさい作業の連続ですが、やる気になっている時に集中的に進めます。取りあえず今週はここまでです。部品構成などを考えれば、真鍮製の貨車の完成品が高い理由はお分かりいただけるでしょう。

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2014年9月16日 (火)

突如ワ12000登場

   先日ご紹介したようにアダチの貨車、ボチボチ再生産されているようで、この間のワム90000のように問屋さんに在庫があったりすることもあります。さあ、そうなるともう少しヘンなものもないかな?ということになって、棚を眺めていたらワ12000が目に留まりました。ワム90000と同じような形ながら、10t積みということで一回り小さく、列車にするとかなり目立ちます。プラ製品で出てくるようなものでもなさそうなので、アダチ貨車の活用事例として、店レイアウトで使うことにしました。

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   キットの中身です。ワム90000と同様、完全な板キットです。

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  側板にしても、妻板にしても、キット状態ではディテールが一切なく、殆ど素材といった風情です。

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  組み立て説明は絵入りで分かりやすいのですが、文章で書いてある注意書きが意外と重要で、絵だけ見て進めるとしくじる可能性があります。

  説明に沿って、側板と妻板を組み立てます。

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  妻板はこのように補強柱までアングル材をハンダ付けで取り付けるのですが、昔からのアダチキットの癖で、イマイチ加工精度が甘いのと、パーツ段階で歪んでいたりする場合があるので、修正しながら取り付けます。

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  通風孔はプレス絞りのパーツです。いずれも取り付け目標がないので、図面を参照して取り付け位置をケガいておく必要があります。裏側に床止め板を取り付けて形になった妻板です。結構面倒なのですが、このアナログな造りが実物に通じるところがあって、なかなか良い雰囲気です。

  側板も板状のままでは変形させてしまったりする恐れもあるので、取りあえず箱にするところまで進めておきます。

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  箱組する時の注意点は、直角を出すこと、隙間を残さないことなど、NゲージのGM板キットとまったく同じです。隙間が出来た時に簡単に埋められるのは、ハンダ付けならではですね。

  涼しくなってきたので、神経を使うキットですが、サクサク進みます。手のリハビリとしては、だいぶ難易度の高い部類ですが、今夏はカニを剥く作業がほぼ満点レベルまで達したこともあって、板キットの箱組もだいぶ楽になっています。カニと模型の不思議な関係の中で、手のリハビリは進みます。

  箱になったものを手に取ってみると、やっぱりちっちゃいです。貨物列車に組み込んだ時に存在感を発揮しそうで、期待が高まります。

  このキット、車体が8,000円(本体)、他に2段リンクの単軸台車とブレーキテコセット、及び連結器が必要です。

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