長い中断を経て
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中途半端に空いた時間を使って、103系の仕上げを進めます。今日は久しぶりのガラス貼りです。通勤電車は、ドア、戸袋、サッシが交互にありますから、それぞれの部分ごとに塩ビを細かく切って張ります。細く切った塩ビをピンセットでつまんだりする作業は、麻痺側の手のリハビリには結構良さそうな作業です。
ひとまずガラスを全部入れましたが、2連窓の中桟はこれからです。さすがに昔のドアまで一体プレスの103系のように端から端まで1枚の長い塩ビというわけに行きませんから結構時間がかかります。
東京の人間にとっては空気や水のような存在だった103系、模型製品も以前はぞんざいな扱いだったわけですが、まともに取り組むと結構手間がかかるものです。
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まだ作業途中ですが、例のホビーモデルの床下とモリヤスタジオのもの、塗装した状態での比較です。
抵抗器のある側です。上がモリヤ、下がホビーです。
同じく上がモリヤ、下がホビーです。幅狭のタイプですと吸い込みがちの形状は、カツミの低運車に入っているものが一番良いのですが、まだ分売がありません。幅の広いタイプもエンドウの量産冷房車用のものが一番良いみたいです。
容易に入手できるものから選択する、と言うことになりますので、、この山手線のモハ103はホビーのものにすることにします。昔の国籍不明のプラ一体のユニット式床下の頃から比べると、うるさいことを言うようになったなあ、とつくづく思います。でも、自身の半生とともに歩んできた電車だけに、最後はちゃんとしたものが欲しいな、と思います。
2両のモハ103、同じ編成に入るものですが、今日が初対面です。入院をはさんで2年以上のブランクがあり、手先のコンディションが全く変わってしまったという条件の下、同じ編成に組み込んでも違和感のないレベルまで漕ぎ着けたことが確認できました。最後の1両、モハ102も早く完成させたいところです。
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台風が通り過ぎて久しぶりに夏らしい天気になりました。洗濯物ではありませんが、溜まりに溜まった塗装ネタを処理しました。先ずは、入院する前にやっていたサハ103です。
2年以上放置されていましたが、山手線に新製投入された頃の8両編成を再現するべく、作業を再開しました。しかし、ここのところの悪天候でストップしていました。残っていたのは主に内装関係でしたが、内装部品の塗装が出来なかったわけです。通勤電車も、簡単ながら内装を入れていますが、座席などにも色を入れて雰囲気を出したいところです。
明かりを入れると目立ちます。寒々しい色使いの内装ですが、103系も初期型ではドアは内側も塗装でしたし、天井も白ペンキ塗りでした。.
長期にわたって製造された車種だけに、初期型と最末期型では趣がずいぶん異なります。初期の車では内装のデコラの品質もあまり良くないようで、数年のうちに見るも無残に褪色するばかりか、醜くひび割れていたりしました。ドアの塗装とデコラ部分が全く違う色になっていましたね。
都会育ちの管理人にとって、103系は常に身近な存在でした。管理人の半生とともに歩んできたともいえます。そんな103系を、廃車直前のうらぶれた姿ではなく、最新電車として山手線に颯爽と登場した姿で再現したいのです。どんな車種でも、オリジナルの姿が一番美しいですから。
連結器を取り付けて、再び店にある編成に組み込みます。国電も、実は客車と同じコンセプトで製作しているのです。水や空気のような存在であったとしても、それの持つ印象を取り込んで丁寧に作りたいものです。
残すはあと1両、このモハ102です。
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インレタを入れた以外は入院直前の時の状態だったサハ103の作業も再開します。長期間放置されていた上に入院した時の混乱状態の中で紛失したパーツがいくつかありますが、調べたところ他社の類似パーツで代替したり、素材から簡単に作れそうなものばかりでしたので、完成させるに当たっての大きな問題はありません。
今夜は側面窓の中桟を入れました。このキットの特徴として、側面の2連窓、車体の方は窓全体の大きさの開口部で、2連のサッシを入れてから車体色に塗った中桟を接着するようになっています。昨日のモハ103の車体を見ればよくお分かりいただけるかと思います。
これはカツミも103系ですが、大体どこのメーカーも中桟を車体側に表現しています。モリヤのものは実車の構造を意識したものなのでしょう。さすがに桟をロストワックスというわけには行かないでしょうから、0.7mmの帯板状のプレスパーツを車体色に塗ってから接着するようになっています。細かいパーツなので、紛失していますから、改めて0.7mm幅の帯板をウグイス色に塗ってから窓の天地寸法に切って接着しました。
接着面積が少ないため、以前はゴム系で接着していましたが、接着面積が少ないため、取れ易いは、はみ出すはで苦労しました。今回は、白化しにくく強力なロックタイトを使ってみました。以前作ったものとほぼ同じ感じになりました。
電車と言うのは、編成でのまとまりが要求されますから、客車とは違った配慮が必要です。
この103系山手線は、管理人が幼稚園から小学生の頃の最新型電車でした。当然、当時の鉄道模型にもありました。交通博物館の大レイアウトにも走っていましたし、当然欲しかったのですが、今のものとは比べ物にならないほど簡素なものではあるものの、スケールものなど買ってもらえるわけもなく、山手貨物線のEF15あたりのつもりで買ってもらったEB45やエンドウのブリキの貨車で我慢するしかありませんでした。ボギー台車のED100すら却下!でしたから・・・。時を経て、社会人になった後、現代水準のものが出来そうなモリヤスタジオのものが発売されて入手したわけですが、車体が出てしばらくした後、阪神大震災が発生して、床下機器を作る鋳物屋さんが被災したとかで、床下が揃うまでかなり時間がかかってしまいました。やがて管理人も独立するわけですが、その間この103系は、ずっと押入れの中に放置されていました。
再び日の目を見るのは、この商売を始めて、「ありふれた通勤電車に気合を入れて取り組むとどんなものができるのだろうか?」というテーマを設定したことによります。鉄道模型と言うのはやはり華やかな特急やSLなどに力が入りがちです。でも、都会で生活していれば一番身近に接するのは、こうした通勤電車ですね。昔と違って、模型の方も多様化の傾向が出てきた頃です。103系についても、以前はDT22あたりでお茶を濁していたモハの台車もDT33が出るようになり、駆動装置もスケールの軸距離のMPギアが出てきました。
その頃には、いよいよ関東の103系は終焉ということで力が入ったのですが、その途中で入院する羽目になりました。
8両編成1本を製作するのにこれだけ紆余曲折があるのも異常ですが、ようやく落ち着いて製作できる環境になりました。くろま屋の103系特集のインレタ、ホビーモデルの初期型床下、KSのスタンションポールと網棚のパーツなど、側面から支援してくれる小物も増えました。
山あり谷ありでしたが、いよいよこの山手線もラストスパートです。何としても登場当時の8両編成で完成させたいと思います。あっ、先ほどのカツミのもの、退院後の手のリハビリ用に押さえておいたものです。単純な形状の上に、完成品前提ですから、雨どいもプレス打ち出し、アングルは裾の折り返し、ということで。山手線と並んで走る京浜東北線を作るつもりで用意したものです。これについてはまた後日取り上げたいと思います。
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突然の入院で中断していた103系ですが、中途半端な状態のサハ、手付かずになっていた2つ目のモハユニットなど、突如中断した時の状態そのままでしたが、ずっとこの状態で放置すれば、部品の紛失なども発生しかねませんので、合間を見ながら再開しています。
今日は久しぶりによい天気になりましたので、モハ103の塗装です。退院後の103系としては1両目ということになります。基本的に、これまでに完成しているものと編成を組みますから、スタートした時の、スーパーディテールではないけれど、103系の匂いが十分感じられるもの、というコンセプトで進めてきました。基本的には従来のものと同じ造りですが、変更点としては、床下機器が最近発売されたホビーモデルのものになったことです。これの使用事例サンプルという意味も含んでいます。
エンドウのMP床下に準じた構造にしました。床板の取り付け寸法などもエンドウのMPシステムに準じています。
そのMPギアですが、車輪を黒く塗っておくと、組み込んだ時に足回りがぐっと落ち着きます。
台車枠もこの時に黒く塗装しておきます。テカテカ光る黒メッキの台車に銀ぴかの車輪では、実車のイメージに程遠いですから。
塗装した台車枠に車輪を組み込んだ状態です。
車体の方は、特に変わったことはせず、普通に塗装します。全体の塗装が出来たので、細部の色差しを行いながら、組み立てます。まだHゴムに色が入っていませんが、全体のイメージです。
103系のモハは台車が大柄で車輪も大きいのが特徴ですから、キットの説明のようにφ10.5に交換すればイメージも変わってしまいます。やはり、スケール通りφ11.5を履かせてやるべきでしょう。
新登場のホビーモデルの床下、塗装状態です。意外にかっちりした印象です。
池袋電車区に投入された初期のものをイメージしていますので、吸い込み口の幅が狭い初期タイプの主抵抗器はありがたいですね。
このあとは窓・座席・照明などを取り付けます。レタリングについては既存のものも既にくろま屋の103系インレタで細かい標記を追加しましたので、この車もそれに準拠して仕上げます。
落ち着かない天気なので、空模様によってやることが変わってきます。
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倒れる直前に店で仕上げを進めていた2両目のサハ103、その後放置されていましたが、ポイント交換の際に資材置き場を整理していて目に留まりました。塗装が終わって、窓ガラスや室内灯の取り付けまで終わった状態で止まっていました。2連窓の中桟は0.7mmの帯状の部品で表現するようになっているのですが、倒れた後の混乱の中で紛失しています。
取りあえずくろま屋の103系特集のインレタを貼りました。こういう中途半端な状態で放置しておくといつまでたっても完成しないので、優先的に作業を進めようと思います。2年以上中断しているので、その間に出てきた新しいものは極力取り入れることにします。これを含めてあと3両で、103系登場時の山手線8両編成が完成します。
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途中からホビーモデルの床下という新ネタが加わったモリヤの103系ですが、ホビーの床下使用例第1号になるモハ103のハンダ付けが終了しました。細部の手直しはこれからですが、一区切りと言った感じです。
床下については、しばらくの間はホビーのものを使ったユニットと、モリヤのものを使ったユニットを比較していただくことにして、その後、以前作ったものもホビーのものに交換しようと思います。エンドウ・カツミの完成品に準拠した構造にしましたから、簡単に取り替えることが出来ます。
梅雨真っ盛りですので、細かい手直しの後はしばらく放置して、真夏になったら塗装しようと思います。
一連の山手線、残るはモハ102が1両になります。登場当時の8両編成、子供の頃、最新鋭電車だった姿が蘇ります。ありふれた電車でしたが、登場から終焉までお付き合いした車種だけに、模型化しようとすると力が入ります。
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モハ103の屋上配管の取り付けを行いました。実は復活後初めての本格的な屋上配管です。ED75では曲げ済みの線を塗装後に接着するだけでしたから、ハンダ付けで付けるのは初めてでした。脳卒中の片麻痺では細いものがつまめなくなりますし、弾力のあるものを正確に押さえたりするのも困難になります。そんなわけで、1両目のモハ103の時とは条件が全く違っているのですが、幸いだいぶ手の動きも戻ってきているので、取りあえず既存のモハ103と一緒に組成しても違和感のない程度の仕上がりを目指しました。
左手で細くて弾力のある細い線を保持して右手でハンダゴテを操ると言う作業になります。仕上げがこれからですが、思いの外スムーズに進行しました。
後は余分なハンダを落とし、取り回しをカッコヨク整えます。細い線の扱いが苦にならなくなってきています。これもまた作業リハビリとしての工作の成果かもしれません。出来栄え的にはイマイチの感もありますが、調整すれば不自然ではない程度にまとめられそうです。
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ホビーモデルに続いて、今度はKSモデルから地下鉄乗り入れ用の1000番台の床下が発売されることになりました、この夏休みは押入れにたまっている103系を一気に作るチャンスかもしれませんね。そんな夏休みの前に、そうした最近の部品の使用例を作っておこうというわけですが、前にも申し上げたとおり、103系の場合、電動車と付随車では車輪の直径が異なりますから、サンプルとしては編成にした時に高さを揃える方法の実際も見ていただけないと意味がありません。編成になっていなければなりません。
そんなわけで、入院前から製作していたモリヤの103系の位置づけも変わってきましたから、取りあえず残っている2両の完成を急ぎます。しばらくは雨降りのようですから、梅雨があけたら一気に塗装できるよう車体の組立を進めておきます。
パンタ周りの配管の足とベンチレーターを取り付けました。ベンチレーターはKSのものもそうですが、2ピース構成です。昔は、一体の挽き物でしたが、2ピースにすると空気の通る隙間がくっきり出てメリハリがつきます。カツミのキットはいまだに一体ですが、KSから2ピースのものが出ていますので、交換してやると見栄えが向上すると思います。パンタ周りの配管も昔は全部省略されていましたが、地上用、地下用でそれぞれ特徴が出る部分ですから、現代レベルで考えると省略するわけには行きませんね。
シンプルな形状だけに入門向きの電車と思われがちですが、まともに向き合ってみると奥の深いものがあります。
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