2012年1月31日 (火)

意外と効果的な便所の仕切

 旧型客車では、車両の一端に洗面所と便所が設けられているものが一般的です。通路を挟んで、片側が便所、反対側が洗面所になっています。洗面所の部分は開放的な作りですが、便所の方は完全に通路とは仕切られているわけです。

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 つまり、このように真横から見た時、この部分の窓は、反対側からの光が透けてはいけないのです。便所部分を仕切ることで、簡単に出来ます。

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 車内の色に塗ったプラ板を貼るだけです。外装がぶどう色の車では、通路側がニス塗りり、ブルーの車両ではクリーム色に塗ったもの、クリスタル柄のデコラ張りのものなどがあったかと思います。これだけで、走行させた時の印象もぐっと良くなるかと思います。

 この後は細部の調整や手直しを行います。

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2012年1月30日 (月)

点灯試験

 塗装した座席を取り付けて照明の配線を行いました。いよいよ完成が近づいてくる楽しい工程です。そして点灯テストです。白熱灯のイメージを再現するべく、LEDにクリアーオレンジを塗りましたが、点灯した時に白味が強ければ塗り足らず、暗い場合は塗り過ぎということになります。

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 暗すぎず、白くもなくて、まずは成功です。仕切の額縁には、もちろん国鉄の地図を貼っておきます。 内装色と相まって、白熱灯照明の茶色の客車の雰囲気が出たかと思います。今回拾ったナンバーの車が最後まで白熱灯だったかどうかは定かではありませんが、ED77の磐越西線の列車を中心に使うつもりなので、昔、郡山で白熱灯の明かりをこぼして待機していた同線のイメージで白熱灯ということにしました。

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 未取り付けの部品や細部の調整が残っていますが、全体のイメージです。資料写真から、洗面所の窓を曇りガラスにしましたが、店レイアウトの客車群は白ガラスのものが多いので、編成を組んだ時にアクセントになるかと思います。

 次の週末には店に持ち込んで、試運転と「秘伝のタレ」によるフィニッシュを行うことになりそうです。

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内装の準備

 引き続きオハ35の仕上げを進めます。資材が一通り揃ったので、内装に進みます。

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 例の天賞堂のクロスシートを使用しますが、このパーツは80系電車の時に登場したものですから、背もたれに手かけがあります。80系と同時期のスハ43などでは類似の形状なのでそのままでOKですが、オハ35にはこれがありません。窓の外からでも目立つので撤去します。

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 ニッパーで切り落としたところです。この後ペーパーなどで整えます。

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 外装がぶどう色の車両は、車内もニス塗、シートの背もたれや肘掛もニス塗でしたから、シート全体を茶色で塗ります。

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 その後、モケットやヒーターカバーの色を面相筆で入れます。この作業は、複雑な形の小さいパーツを左手で持って、右手の筆で色を入れることになるわけで、左麻痺の管理人にとっては最もやりにくい作業だったのですが、客車を作ると必ず出てくるものだけに、繰り返していくうちにだいぶラクになって来ました。パチンコ玉をつまむようなリハビリ訓練はすぐに飽きて投げ出しそうですが、このような作業ならば投げ出すこともありません。歩く以上に難しいと言われる手の動きがだいぶ良くなってきているのは、やはり模型工作の効果なのでしょう。もちろんそれが日常生活にも反映されることになります。

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2012年1月29日 (日)

Nゲージ スハ43をいじってみました

 TOMIXから、スハ43系の単品が発売になりました。これまで古い車両は苦手と思えたTOMIXですが、ここ数年旧型客車の充実ぶりは目を見張るものがあります。だいぶ前からカトーも製品化している系列ですが、こちらはドアパーツの交換でバリエーションが増やせるのと、ナンバーがインレタで、たくさんあっても不自然にならないというのがポイントでしょうか。

 Nゲージのデモ列車用に早速いじってみました。

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 これが製品状態のスハ43です。今回のスハ43は、床下を見ると電気暖房のトランス箱が表現されていますから、ナンバーは原番号+2000のものにする必要があります。付属のインレタを見ると、トップナンバー2001が入っています。管理人は昔、東北を鈍行で旅行しているときに、この2001に出会ったことがありますが、トップナンバーということでちょっと嬉しかった記憶があります。ネットで画像を探してみると、ドアがHゴム窓小、洗面所窓が原型で終わっていたことがわかりました。一連の16番フjジモデルの客車キットのノリでいじってみました。

 製品は屋根の色が明るすぎて、遠くから見るとオハ46の新造グループのように見えてスハ43の重厚感がありません。それとプラスティッキーな光沢のある床下の対策が中心になります。

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 まず屋根は、ベンチレーターを取り外して、既に絶版になっているガンダムスプレーのファントムグレーを塗り、次にベンチレーターを取り付けてから、エアブラシでレッドブラウンを8倍くらいに薄めたものを吹き付けて制輪子の鉄粉をかぶった雰囲気を表現します。

 床下は、そのままの状態で、同じくレッドブラウンの薄めたものを吹きます。屋根・床下とも最後に艶消しクリアーを吹いて完全に艶を消せば塗装は終わりです。この辺りは、16番客車キットと全く同じ処理ですね。分解した部品を元通りに組み立て、オプションのドアパーツでHゴム窓小を取り付けます。最後に2001のインレタを貼るとこんな感じです。

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 早速既存の客車群に組み込んでみます。

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 2両目が今回のスハ43です。

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 小さいスケールですから、列車に組成した時の全体の印象に気を配るのがポイントでしょうか。機関車も客車も、同じ編成を製品状態のままでやった場合、印象が全く違うものになるはずです。

 スハ43系は、旧型客車の中では経年が浅かったこともあって、殆どの車が内装更新を受けて、ブルー塗装になっていましたから、今回ブルーのみの発売という設定は適切だと思います。管理人もぶどう色のものに当たったのは、東北地方でほんの何回か、という感じでした。

 旧型客車の時代は、特に東北本線などの幹線では、遅くまで発車の合図は無線でなく、ホームの駅員がブザーで機関車に合図を送る方式でしたし、自動ドアではありませんから、車掌は主要な駅を発車すると次の主要な駅までの停車駅とその時刻をまとめて案内すると、あとは暇ですから、客室に出てきて、ずうっと乗っている暇そうな乗客と話し込んだりしていました。管理人もそんなシチュエーションの中で、客車の青と茶色の違いは何か?と尋ねたことがありました。その答えが内装の更新をやったかどうjか、ということでした。なので、今高崎に残っている旧型客車は、スハフ32以外のぶどう色は全部インチキ、ということになります。あれはブルーが正解ですね。途中優等列車の待避時間に、入場券を買いに行ったりしていましたが、次はどこで何分止まるか、とか駅舎がどこにあるかなどを教えてくれたりもしました。 沿線の見どころとか、旬の季節など、車掌さんはいろいろなことを知っていて、さすがプロだなあ、と思ったりしました。

 今はもう、どんなにお金を出してもそんな旅行をすることはできなくなりました。四半世紀以上を経てもなお心に残る列車の旅というのは、もう望むべくもないのでしょうか。そんな思いを込めての軽工作です。

 

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2012年1月26日 (木)

いい加減だなあ・・・

 先日、お客様より半ばダメモトで、奄美屋のED77中間台車がないか?というお問い合わせを何件かいただきました。問屋には「既に完売」と言っていたようなのですが、ダメモトでつついてもらったところ、何と出てきました。問屋の方もこれには参ったようで、「今更もう要らない?」と聞いてきました。

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 どこまでも奄美屋クォリティーです。今回はご要望のあった分だけを取りましたが、さらにまだあるのかは不明です。ご希望の方は、ダメモトでお尋ねください。

 ちなみにカツミのED76用は、完全にないとのことでした。

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今週のNゲージ商品入荷予定について

 今週のNゲージ商品は、問屋入荷日の関係で、当店への入荷が28(土)になりますので、宜しくお願いいたします。TOMIXの43系や50系など、客車関係が中心になる予定です。

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2012年1月25日 (水)

たいして進みませんが

 ようやく雪が消えて歩ける状態になったので、問屋街へ出動して、お客様ご依頼のパーツ類を仕入れて来ました。電話で連絡して宅急便で送ってもらえば良いようなものですが、わざわざ電車に乗って問屋街へ出向くのはかなり効果的な理学療法的リハビリですし、問屋さんに転がっているものを見て、商品の状況とかも確認できます。当店で当座仕入れるつもりのないものも、実際に目にすることが出来ますから、これはとても商売の参考になります。

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 ストックを切らせていた座席も仕入れて来ました。店の在庫分ですが、同じものをオハ35にも使用します。この商品、以前は840円でしたが、いつの間にか1,155円に値上げされています。でも、今ではNゲージでも座席は付いていますから、16番で椅子がない、というのはあり得ないですね。

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 そのオハ35、今日はガラス貼りくらいです。何しろゴム系接着剤を切らしてしまい、ようやく補充できたので。でも、窓ガラスが入るだけで、だいぶ生き生きした感じになりました。まだ、便所の窓ガラスが入っていませんが。

 今週はここまでですが、この先座席の取付、色差し部分の調整、レタリングと進んでいきます。塗装後の仕上げ作業が思いの外工数が多いのです。

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«引き続き仕上げです