2017年11月24日 (金)

その後のED58

 修繕作業を行っていた古のカツミ自由形ED58、形になって走るようになりました。

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 換装されていた缶モーターがなかなか良いもののようで、低速が利きますし、フライホイールがあるわけでもないのに惰行も利きます。ヘッドライト、配線の途中に無造作にダイオードがハンダ付けされていて短絡していたようでしたので、カツミの新ダイオード基盤で整理しておきました。旧製品より基盤外寸が小さくなったので、自由形ELの小さな床板にも収まりました。

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 この手の作業を行った場合、何かとトラブルが発生するポイント通過もすんなりクリアーしました。

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 「58」同士の並びで「復活記念撮影」です。元々自由形ボギー客車を3両程度牽引させる想定での設計でしたから片台車駆動ですし、重量バランスもいささか?なこともあって、留置線に押し込まれている旧型客車の牽引は叶いませんが、どうしたら牽引力を増やせるか、頭をひねっていろいろ弄るのも自由形の楽しみでした。この機関車が売られていた頃には、これに使われているインサイドギアやモーターは単品販売されていたので、2個モーター化は容易でした。床下ウエイトになっているのは、それを見越してのことだったのかもしれません。

 今は縦型モーターやインサイドギアは全て絶版になっていますが、これにMPギアを取り付けている方もいらっしゃいますね。実際にやってみると、全長が短いので、動力伝達系のまとめに頭を使うのですが。入門向けの機関車でしたが、こんな具合にいろいろ頭を使って楽しめるものでした。そうした作業を通じて模型の取り扱い方を覚えて行ったものです。半世紀前の機関車も、ここでまた復活することになりました。直せてしまうのです。

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2017年11月22日 (水)

雨樋の取付

 続いて雨樋を取り付けます。

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 取りあえずハンダ付けした状態で、仕上げはこれからなので汚いですが、だいぶ小田急っぽい雰囲気になって来ました。

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 部品点数がかなり多いのですが、サクサク進むのはやはり完成品を売るのを前提にした設計だからなのでしょう。

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2017年11月21日 (火)

屋上の続き

 屋上の配管を引き回すと取り付けにくくなりそうな、屋上部品を取り付けます。最初に、晩年中間封じ込めになった車では不要なため開けられていない無線アンテナ用の配管取付穴をあけておきます。他の配管同様、足も植えておきます。

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 奄美屋のキットでは省略されていた小物パーツがたくさんあります。扇風機カバーやパンタ台、無線アンテナに元の避雷器取付足などはロスト製です。扇風機、残りは大型の箱型通風器の下に付いていたので、丸いカバーは1個だけです。この電車、複流式の電動発電機から蛍光灯と扇風機の電源を取っていましたが、容量が小さいために扇風機を使用する時は蛍光灯を半分消灯していました。新潟交通へ行ったものは、最初からその分の蛍光灯を取り外してありました。

 ランボードも足と上板の貼り合わせでなかなか良い感じです。昔のエンドウなら、一体で抜いて足を折り曲げたものだったでしょうけれど、さすがに21世紀に入ってからの設計だけに凝っています。

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 大したことないように見えますが、内側から見ると屋上に取り付ける部品はこんなにたくさんあります。完成品の値段というのは、これの手間賃の塊ということになります。

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 まだ雨樋が付いていないので、前回と大して変わらない印象ですが、ここまでの全体像です。

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 ついでに、昨日の台車を塗ってみました。ほぼこの電車専用のものですが、素晴らしい出来栄えです。たくさん売れるものでもないので、当時の2両分9,800円という価格も納得できるのではないでしょうか。古のロコモデル製品では、同じアルストム台車、カツミの名鉄旧5000系用を使用していましたが、フレームの形状のせいか、違うなあ、という印象でした。ロコモデルにそこまで求めてはいけませんが・・・。

 これを見ていると、前パンタを振りかざして独特の電制音とともに駅に進入してきたのを思い出します。この製品ではパンタ車がT仕様になっているのですが、これもM車にしたいですね。幸いにも台車は全部プレーンなので・・・。

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2017年11月20日 (月)

2220形の台車

 エンドウの小田急2200形、今回はキットの一般流通がなかったこともあって、台車の分売もなかったのですが、前回は直角カルダンのFS203、WN駆動のFS316、さらには空気バネ試験車2217-2218に使用されたFS321までが分売されていました。廃車後は伊予鉄道へ行った京王5000系や銚子電鉄に行った営団2000形に転用されたのですが。

 今回は2220形ということで、使用するのはWN駆動になったFS316です。

Fs316

 2両分入りで9,800円で発売されていました。上は奄美屋のドロップ製FS203です。40年前はこの台車を作っただけでもえらいなと思いましたが、時は流れて、現代では似ているとはいえFS203とFS316の作り分けは必須のように思えます。高性能車の黎明期、まだ狭軌ではWN駆動のメカが収まらなかったということで直角カルダンになったのが2200形と2300形、数年後の増備車2220形と準特急用のセミクロス車2320形ではWN駆動になって台車も一回り小さくなるといった、当時の苦心を感じられる部分でもあります。

 高性能車の第一世代と言えるものでは、それぞれに独自の設計が盛り込まれていたので、この辺の表現は欠かせません。小田急2200形、営団300形、東急旧5000系など。模型も良いものが出るようになりました。

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2017年11月19日 (日)

今週の入荷品

 今週は、遅れていましたエンドウの気動車用床下機器3種類が入荷しています。

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 このうちキハ20系用のものは、しばらくやっていませんでした。全種類とも最近の両側台車駆動に対応しています。

 この機会に是非どうぞ。

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2017年11月18日 (土)

フジモデル11月生産品

 フジモデルの11月生産品案内が届きました。

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 しばらく切れていたキハ40系、DT22を履く暖地型3種類です。主に中国、四国、九州で使用されたグループですが、関東でもキハ40-2000は水郡線、烏山線、八高線などで使用されていました。

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 割とすぐに売れてしまう43系の基本形式も再生産されます。

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 塗装済みキットは、ちょっと毛色の変わった3種類です。オハ41は不要になった2等車を改造した通勤型客車で、客室全長に亘るスーパーロングシートが特徴でした。外観に釣られて乗るとひどい目に遭う客車でした・・・。

 いずれもこれからの分ですので、ご希望のものがありましたらお知らせください。毎回早めに完売している車種ですので宜しくお願いいたします。

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2017年11月17日 (金)

ED58修繕の続き

 先日のED58、不良個所がおよそ判明したので、修繕作業を続けます。

 この機関車は片側のみ動力台車、もう一方は付随台車になっています。よくよく調べてみると老朽化のせいか付随台車側の車輪、センターの絶縁パーツがゆるゆるになっていました。この機関車の台車は、ED70用の流用ですから、φ14の車輪を探せばよいのですが、現在では中間台車用のもの、両側絶縁のものしか出ていません。辛うじてエンドウから絶縁側、非絶縁側、車軸が個別に10個入りで発売されています。付随台車からも集電しなければならないのでこれを使うことにしましたが、10個も要らないですね・・・。

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 これが付随台車側に付いていたものですが、動力台車のものを流用していたようでギア付きになっていました。動力側はねじ込み式のボックス車輪に換えられていたので、不具合が発生して修理されていたのでしょう。

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 交換で使用したねじ込み式のボックス車輪を組み立てたものです。10軸も要らないので、残りの8軸は、2軸単位で販売します。2軸で1,512円です。小型商品ですので、ヤマトネコポス便(全国216円均一運賃)で発送が可能です。

 何かの都合で、F級ELの中間台車からも集電したい場合に重宝すると思います。カツミ・エンドウ関係、中間台車用のボックス車輪、圧入のものは両絶のものしかありませんので。

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 意外と簡単そうで難物なのが付随台車の取り付け部分です。今のようにきちんとしたセンターピン部品が確立されていなかったので、ファイバーワッシャーなどを挟んで絶縁していたはずですが、その部品がありません。手持ちのパーツを漁ってみると、床板のセンターピン穴が現在のMP対応のものに近いことが分かりました。センターブッシュを入れてみると、ややきついもののはまったので、穴をやや拡大しました。

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 あとは普通のMPボルスターと同じように取り付けました。台車のセンターピン部分は、真鍮の屑板をハンダ付けしてφ2.0のネジ穴に改造しました。しかし、この時代の製品、車体がブリキなのは知っていましたが、台車のボルスターまで鉄だったんですね。床板ももちろん!高さの調整は、103系や小田急2400形の要領でやれば良いわけです。

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 短絡などがないのを確認して走行試験です。このモーター、惰行が利いて実に良い走りです。良く走るようになったので、あとはライト関係や車体の補修を行って、来週あたりお客さまにお返しできるかな、という感じです。

 全てがブラックボックスのようなプラ製品と違って、金属製品の場合はこのように半世紀前の機関車でも復活させるのは十分可能なのです。

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